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本日は日産フェアレディZ CBA-Z33 のクラッチレリーズシリンダーを交換しました。

「クラッチが切れない」という事で入庫したお車がこちら。。

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実は、同じ日産フェアレディZでも年式によって作業の工程が異なります。

その異なる工程とは、、ミッション本体を車体から脱着するか否か!

とても大きな違いですね💦

まずここでZ33の年式別のモデルを見ていきましょう!

発売開始は2002年(平成14年)です。

そこから年次改良が部分的にあり、2005年(平成17年)にマイナーチェンジを行います。

そして2007年に発売された特別仕様車バージョンNISMOの販売と同時に、

Z33最後のマイナーチェンジが行われました!

年次改良されているものの、Z33はマイナーチェンジを境に3兄弟に分かれます。

・前期モデル:平成14年~16年

・中期モデル:平成16年~18年(ヘッドライトやテールランプ、足回り、内装の装飾などを変更)

・後期モデル:平成19年~20年(HRエンジン313馬力に変更)

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※後期モデルはHRエンジンを搭載したモデルになりますので、

ボンネットの中央が盛り上がる特徴があります。

 

そこで話を戻しますが、、

今回、クラッチレリーズシリンダーの交換のご依頼を頂いたZ33は後期モデル!

Z33の中で唯一レリーズシリンダーの交換にミッションの脱着が必要になるモデルです。

※ちなみにZ34は全ての年式モデルでエンジンの脱着が必要になります。

では早速!ミッションを車体からおろします。

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そして、車体から取り外したミッション内部にあるレリーズシリンダーがこれ。

ミッション内部が漏れたオイルやクラッチの粉などで真っ黒に汚れています。

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シリンダー本体が完全にペチャンコになっていますね💦

この状態だとクラッチが切れなくて当然です。

そして、こちらが新品のシリンダーです。

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まずはミッション内部を清掃し、その上で新しいシリンダーに交換します。

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この通り、真っ黒だったミッション内部がキレイになり、

新しいレリーズシリンダーが取付されました!

これでクラッチの切れは抜群です^^

 

あとはこちらを車体に取り付けて完成です!!

最後に、先ほど交換したレリーズシリンダーの供給するオイルのラインを接続します。

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余談ですが、、

Z33の前期や中期のレリーズシリンダー交換する際はどうするか。。。

これはZ33の前期中期だけでなく、国産車の9割が同じ構造なのですが、

レリーズシリンダーはミッションの外側にあります。

すなわち、ミッションを脱着する必要が無いので、安価で早く作業が終わります。

では何故、日産はこのフェアレディZだけミッション内部にシリンダーを設計したのでしょうか?

その話はまた今度という事でw

 

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